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【W的視点】〝訳アリ物件〟特集35。

こんにちは。
センチュリー21ジェイワンホームズWと申します。

私の父は後期高齢者になる少し前の年齢です。そんな父ですが定年迄しっかりと勤めあげ、自身の家族に対して何不自由無き生活を与えた人。そして定年後は第二の人生を謳歌している人です。息子から見ていて小さい頃から憧れておりましたが、自身が同じような父の存在となりより一層背中が広く感じます。その父が先日、自宅にバイクで来ました。バイクはアメリカン、3時間かけてきたようです。バイクの免許は定年後、自身へのご褒美としてバイク購入の為に取得したものです。

※画像はあくまでもイメージです

巷では派手にしている大人や、好きにしている大人がかっこよく見えますが、定年迄自分より家族を優先し、定年を迎えてから自身の人生を歩みだした父が、私からすると何よりもかっこよく見えます。自身もそんな父となり、息子を支えられる立場になれればと、自身の父の姿を見て感じた今日この頃です。

〝訳アリ物件特集35〟:〝結露・カビに関する不動産トラブル〟と〝建物の全焼や重傷者の発生につながった秋の火災事故〟について

「秋に発生する、または秋になって表面化する問題で訳アリ物件になるような事象」にて前回は〝カメムシの大量侵入〟と〝落ち葉による排水不良〟の事件例について説明しました。
ここ最近、雨が多いせいかご近所で白い壁や地面が緑色になっている家が増えたように感じます。そして消防車の数も増えたように感じます。今回はその2点を踏まえた具体的な事例を記載して参ります。

【結露・カビに関する不動産トラブルの実例】

▽建物の構造が原因の結露・カビで、貸主の責任が認められた
枚方簡易裁判所・2005年10月14日判決
賃貸住宅の借主が退去後に敷金25万円の返還を求めたところ貸主は「借主の過失でカビや異臭が発生した」として損害金などを請求しました。
裁判所はカビの主な原因は結露であり結露は建物の構造上の問題によるものと判断しました。借主は目に見える結露をその都度拭いていたと認められ過失は否定されました。敷引特約の無効なども踏まえ貸主に敷金25万円全額の返還を命じています。

▽広範囲にカビが発生し借主にも修繕費の一部負担が認められた
横浜地方裁判所・1996年3月25日判決
横浜市内の新築マンションでカーペットや壁、洗面所・トイレ・玄関の天井などにカビが発生しました。貸主が補修費用を理由に敷金を返還しなかったため借主が提訴した事件です。
裁判所は、新築でカビが発生しやすい状態だったことを考慮しつつも発生後の借主の手入れにも問題があったと判断しました。カビに関する修繕費15万5,200円のうち、借主に約2割に当たる3万円の負担を認め、敷金21万4,000円から差し引いた18万4,000円の返還を命じました。

▽大量の窓結露を理由に退去したが、転居費用等の請求は棄却された
東京地方裁判所・2018年2月16日判決
東京都内の共同住宅で北西側の窓に結露が発生しました。2015年4月に貸主側が現地で確認し別室への移転も提案しましたが実現しませんでした。借主は2016年11月に「結露対策をしなかった」として契約解除を申し入れ、同年12月8日に退去。結露対策用品代・転居費用・慰謝料など、合計58万円余を請求しました。裁判所は比較的結露しやすい環境だったことは認めたもののサッシは一般的な仕様で著しく性能が劣るとは認めませんでした。結露が発生するだけで直ちに貸主の修繕義務が生じるわけではないとして、この事案では借主の請求を棄却しています。

【建物の全焼や重傷者の発生につながった秋の火災事故の実例】

▽ストーブ上の洗濯物が落下したとみられ、建物が全焼
兵庫県・2021年9月
石油ストーブを使用中に建物が全焼する火災が発生しました。NITE(製品評価技術基盤機構)の資料に掲載されています。詳細な使用状況が不明なため原因の特定には至っていませんがストーブの上部に干していた洗濯物が落下し発火したと考えられています。単なる器具の故障だけでなく、周囲の物の配置が火災につながったとみられる事例です。

▽ほこりの堆積による異常燃焼とみられ1人が重傷
神奈川県・2022年11月
石油ストーブから出火して周辺が焼損し50歳代の男性1人が重傷を負いました。調査では、空気取り入れ口の下に炭化物が堆積しストーブの置台にも焦げや変色が確認されました。NITEは堆積したほこり等が空気の流入を妨げ「吹き返し現象」が発生したと考えています。清掃不足が関係したとみられる具体例です。

▽電気ストーブをつけたまま就寝し集合住宅で火災
大阪府・2023年11月
木造3階建ての集合住宅の1階で火災が発生し、約80平方メートルが焼損しました。住人1人が煙を吸って病院に搬送され、消防車35台が出動し、消火まで約1時間半を要しました。産業技術総合研究所の資料に掲載されています。同資料では警察・消防の調べとして住人が電気ストーブをつけたまま就寝し毛布に着火した可能性があると説明されています。出火原因を断定した記録ではありません。

前回に引き続き、秋に増えそうな事件例を記載致しました。話は変わりますが、昨今のマンション高騰は目覚ましいものがありますね。そんな中、本日の物件は下記記事をチョイスします。

2026年10月6日(金)11面 グローバル市場 【ジェントリフィケーション 富裕層流入で街が変わる】
ジェントリフィケーション(gentrification)とは、再開発などをきっかけに裕福な層が集まり、高級なスーパーや飲食店が増えるなど、街の姿が変わる現象をいいます。1960年代に英国の社会学者が初めて使用したといわれています。語源は「gentry」で、地主階級や上流層といった意味を持ちます。街の再生や価値向上が進む一方、不動産価格や家賃が上昇し、それまで住んでいた中低所得層が住み続けにくくなるという問題が足元でも生じています。不動産経済研究所によると、26年1~6月期の東京23区の新築マンション平均価格は1憶4249万円であり、資材費や用地取得費の高騰を背景に上昇は続くとみられています。

この記事を見ても分かる通り、現在の不動産価格高騰は現代の日本だけで起こっている事だけではなく、時代は違えど世界的に起こっている事象である事が見て取れます。そして我々が得意としている〝リースバック〟や〝任意売却〟等も勿論、世界的に可能性がある事象であると理解できます。その中でC21はアメリカに本部を置き、世界10,000店舗経営している世界規模の会社です。日本だけにとどまらず、海外も、そして日本にいる外国人もしっかりと対応して、皆様の御力になる仕組みがありますし、そのように日々動いて参ります。

記念すべき40回目のブログ、いかがでしたでしょうか?

このような形で日々、情報発信をおこなっていきたく存じます。

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若槻 元

不動産取引で幸せを感じる方が少しでも増えますように

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