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見えないアイツ…アスベストについて

今回は、「アスベスト」についてお話ししたいと思います。

「アスベスト」という言葉をご存知ですか?
20年程前に健康被害で社会問題になりましたね。
不動産の売却や処分をお考えの方には関係することかと思いますので、改めてご説明させていただきます!
 

■アスベスト(石綿)とは?

アスベスト(「石綿(せきめん・いしわた)」とも言われます)は天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で、
以前はビルや住宅等の建築工事において、保温断熱の目的でアスベストを吹き付ける作業が行われていました。
ただ、その繊維が極めて細いため、建物解体等の作業時にアスベストが飛散して人が吸入し、
健康被害を引き起こしてしまうおそれがあり、
昭和50年に原則使用が禁止され、現在では原則として製造等も禁止されています。

■アスベストが原因で発症する病気は?

アスベストの繊維を吸入すると、肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因になると言われ、
肺がんを起こす可能性があることが知られています(WHO報告)。
アスベストによる健康被害は長い潜伏期間の後発病することが多いとされていて、
その病気によって違いはありますが、15~50年間の潜伏期間があると言われています。

アスベストは、そこにあること自体が直ちに問題なのではなく飛び散ることや
吸い込むことが問題となります。現在は労働安全衛生法や大気汚染防止法、
廃棄物の処理及び清掃に関する法律などで予防や飛散防止等が図られています。

■注意すべき点は?

特にアスベスト使用が禁止される以前に建てられた建築物を購入される際には、
売主様や不動産会社(媒介・仲介業者)に確認した方が良いでしょう。
アスベストの使用の有無の調査結果が記録されている場合は重要説明事項に
記載されているはずなので、説明を受けることも可能です。

令和5年10月1日着工の工事から建築物の解体等の作業を行うときは、
有資格者によるアスベストの事前調査を行うことが必須となりました。
購入された不動産をリフォームや改修工事をする時もアスベストの事前調査をする必要があるので、
思わぬ結果に思わぬ出費を捻出しなくてはならなくないようにしたいですよね。

アスベスト…、必要以上に恐れる必要はないと思いますが、やはり気になりますよね。
弊社ではしっかりと対応させていただいておりますので、
ご不明な点等ございましたらご質問ください!

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