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神奈川県大和市 駅近築古複合用途ビル 成約事例

物件概要

所在地
神奈川県大和市
種別
戸建て
成約時期
2026年3月
売却まで6ヵ月
築年
約49年
土地面積
約99平米

このたびのご依頼は、お母様が亡くなるまで所有されていた複合用途ビルを相続されたご兄弟からでした。
ご実家は1階が住居、2階が歯科診療所、3階が事務所という造りで、駅徒歩2分と利便性の高い立地にありましたが、築49年が経過しており、建物全体で老朽化が進んでいました。

更地にして一般に広く売り出し、できるだけ高く売るのがよいのか、リフォーム再販業者に買い取ってもらい、あまり手間をかけずに現金化するのがよいのか、あるいは、立地がよいだけに賃貸集合住宅にコンバージョン(用途変更)して、賃料収入を得るのもよいのではないかなど、ご兄弟は処分の可能性について、ぼんやりと考えている状況でした。

ご兄弟は皆、仕事が忙しく、まだ遺産分割協議も整っていない状況でした。
お母様が亡くなって1か月が経過し、少し落ち着いたころ、ご兄弟のうちのお一人が、日頃お世話になっている税理士の先生に「どこか信頼できる不動産会社を知らないか」と尋ねてみたことが、私どもへご相談いただくきっかけとなりました。

長峯 大樹
長峯 大樹 (ながみね だいき)

ご相談を受け、弊社にて建物改修費用、解体費用、周辺の賃料相場を調査しました。
昨今の建築費高騰のあおりを受け、建物改修費用は数千万円にも上り、個人の負担としてはあまりに過大でした。
周辺の賃料相場を勘案しても、現実的な選択肢とはいえませんでした。
解体費用についても、鉄筋コンクリート造の建物の解体には数百万円がかかり、先行して費用を持ち出したとしても、最終的にいくらで売れるのか見通しが立ちにくい物件でした。
というのも、好立地ではありましたが、戸建て住宅のエリアではなく、共同住宅や店舗・事務所を建てるには少々土地が小さく、まさに「帯に短し襷に長し」という状況だったからです。
いろいろと検討する中で、やはり先に多額の費用が出ていくようなリスクは負いたくないという結論になり、「建物はそのままの状態で購入してくれる業者がいるなら、そこに売りたい」という方針となりました。

そこで、弊社のネットワークの中から、築古ビルの改修を得意とする業者に買い取ってもらうことをご提案しました。
そして、業者のうち1社から、ご兄弟が以前に地元の不動産会社から提示されていた価格を大幅に上回る買取価格の提示がありました。
価格以外の契約条件は、売主は買主に対して契約不適合責任を負わないこと、室内・敷地内の残置物は売主の負担で撤去すること、それ以外は現状のまま買主に引き渡すことでした。
また、相続登記と境界確定・測量(いわゆる「確定測量」)が未了の土地でしたので、それぞれが完了しない場合に備え、解除権留保付きの契約をご提案しました。
これらの条件にご納得いただき、無事に成約と相成りました。

まず、ご兄弟に弊社から信頼のおける司法書士をご紹介し、遺産分割協議書の作成から取り掛かりました。
法定相続人は3名でしたが、ご契約前から、そのうちお一方は相続放棄をされ、残るお二方がご実家を相続されることが決まっていました。その後、遺産分割協議書を作成し、相続内容を確定しました。
契約から1か月ほどで相続登記が完了しました。
次に取り掛かったのが、確定測量です。
実は、親御様の代から隣地所有者の一人との折り合いが悪く、立会印をもらえるかという懸念がありました。
しかし、これについても、弊社から隣地とのコミュニケーションに長けた土地家屋調査士をご紹介し、無事に立会印を取得し、解除権留保も解消することができました。
残置物の撤去についても滞りなく実施され、契約書に定めた引渡日に、無事、決済を迎えることができました。

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